2014年05月06日
小松の町屋改修 ~内観4~
小松の町屋改修 ~内観4~
九谷焼の特徴の一つが、その絵付け。
写真はその絵付け室をギャラリーからみたもの
入り口上部の欄間は、
元々この町屋にあった欄間のデザインをそのままに
通風がとれるよう可動式にして
新たに作ったものです。
絵付室のなかはこのような感じ。
耐震のための構造用合板をそのまま仕上げとしています。
コストを抑えると同時に、
図案のアイデアスケッチなどを
どこにでも留めることができます
足元にも窓を取り、ここから入った風が階段室をぬけ
吹き抜けから東側へ抜けてくように工夫しました
ただ...
西側の道路面に向いている部屋ですので
西日のことが心配されましたが...
この窓の前面に設けた
伝統的な意匠「むしこ」のタテ格子の寸法を工夫。
伝統的な意匠は守りつつ、
奥行きをもたせることで、出来るだけ遮る機能を持たせました。
同時に、まっ正面以外からは、
道行く人からまともに室内が見えてしまうことのないようにし、
落ち着きを保つ効果もあります。
これらはパソコンで作った立体図(パース)で確認して
慎重に寸法と格子間隔を決めました
写真の影、
何だと思いますか?
絵付け室とギャラリーとの間に設けた窓には
保木工房という美濃和紙の作家さんが作っている手漉きの
「スノーフレーク」という雪の結晶をかたどった和紙を
ガラスに挟みこんでいて、
それが机に映っているのです。
外観やギャラリーの紹介ブログでも紹介した
「雪」のモチーフを
こんなところにもあしらっています
九谷焼の特徴の一つが、その絵付け。
写真はその絵付け室をギャラリーからみたもの
入り口上部の欄間は、
元々この町屋にあった欄間のデザインをそのままに
通風がとれるよう可動式にして
新たに作ったものです。
絵付室のなかはこのような感じ。
耐震のための構造用合板をそのまま仕上げとしています。
コストを抑えると同時に、
図案のアイデアスケッチなどを
どこにでも留めることができます
足元にも窓を取り、ここから入った風が階段室をぬけ
吹き抜けから東側へ抜けてくように工夫しました
ただ...
西側の道路面に向いている部屋ですので
西日のことが心配されましたが...
この窓の前面に設けた
伝統的な意匠「むしこ」のタテ格子の寸法を工夫。
伝統的な意匠は守りつつ、
奥行きをもたせることで、出来るだけ遮る機能を持たせました。
同時に、まっ正面以外からは、
道行く人からまともに室内が見えてしまうことのないようにし、
落ち着きを保つ効果もあります。
これらはパソコンで作った立体図(パース)で確認して
慎重に寸法と格子間隔を決めました
写真の影、
何だと思いますか?
絵付け室とギャラリーとの間に設けた窓には
保木工房という美濃和紙の作家さんが作っている手漉きの
「スノーフレーク」という雪の結晶をかたどった和紙を
ガラスに挟みこんでいて、
それが机に映っているのです。
外観やギャラリーの紹介ブログでも紹介した
「雪」のモチーフを
こんなところにもあしらっています
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Posted by hida planning at 11:00│Comments(0)
│古民家改修