2013年12月14日
家具ショールーム ~部分完成 その2~
家具ショールーム ~部分完成 その2~
部分完成したショールームの面積は1,500㎡のワンフロア
とても広いエリアを、床の高低差と
素材の変化で演出しています。
上の写真は、段差となる部分に設けられた作りつけの棚と、
メイン意匠となる木の壁。
途中、上海で行われた展示会での真っ白のブースがよかったとのことで
真っ白の塗装の壁にしたい、という話が進みそうでしたが、
このブランドの旗艦ショールームとしてのコンセプトと
デザインに込められた想いを再確認してもらう中で、
当初の通りのデザインが実現しました。
写真でみると分かりにくいですが、
こちらで設定した、3種類の板幅でかつ2種類の厚みを持つ板を、
こちらで設定した、一定配列で高さ方向に張り上げ、
かつ、建物の柱割から割り出し設定した、
長さ210cmという基準寸法でぴったりと横方向に揃え、
さらに直角に曲がるコーナーも回していくというのは、
決してこれ見よがしなデザインではありませんが、
材料の加工にも、その施工にも要求するレベルは高い。
一方、特に空調によって乾燥する空間で、
この大きな面を長年保つにはリスクがあります。
これを実現できる技術と、品質を実現しようとする姿勢そのものが
この新しいブランドを立ちあげるまでに、
会社を率いるトップをはじめ歴代のスタッフが積み上げてきた歴史。
商品開発される家具デザインは、どんどん変化し、種類も増えていきます。
一方で、変わらないものは、ブランドの礎となるヒストリーやブランド精神。
旗艦ショールームの設計で目指したのは、それを体現するデザインでした。
部分完成したショールームの面積は1,500㎡のワンフロア
とても広いエリアを、床の高低差と
素材の変化で演出しています。
上の写真は、段差となる部分に設けられた作りつけの棚と、
メイン意匠となる木の壁。
途中、上海で行われた展示会での真っ白のブースがよかったとのことで
真っ白の塗装の壁にしたい、という話が進みそうでしたが、
このブランドの旗艦ショールームとしてのコンセプトと
デザインに込められた想いを再確認してもらう中で、
当初の通りのデザインが実現しました。
写真でみると分かりにくいですが、
こちらで設定した、3種類の板幅でかつ2種類の厚みを持つ板を、
こちらで設定した、一定配列で高さ方向に張り上げ、
かつ、建物の柱割から割り出し設定した、
長さ210cmという基準寸法でぴったりと横方向に揃え、
さらに直角に曲がるコーナーも回していくというのは、
決してこれ見よがしなデザインではありませんが、
材料の加工にも、その施工にも要求するレベルは高い。
一方、特に空調によって乾燥する空間で、
この大きな面を長年保つにはリスクがあります。
これを実現できる技術と、品質を実現しようとする姿勢そのものが
この新しいブランドを立ちあげるまでに、
会社を率いるトップをはじめ歴代のスタッフが積み上げてきた歴史。
商品開発される家具デザインは、どんどん変化し、種類も増えていきます。
一方で、変わらないものは、ブランドの礎となるヒストリーやブランド精神。
旗艦ショールームの設計で目指したのは、それを体現するデザインでした。
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Posted by hida planning at 10:32│Comments(0)
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